黒ゴマプリンのレシピ(作り方)

セサミンの栄養分と働きは、言わずと知れた優れもの。
例えば、コレステロールを下げ、肝臓の働きを活発にしてくれるとか。
さらにゴマにしか含まれない「ゴマグリナン」には、脂質の酸化を抑え、老化を防ぐ働きもあるようです。
もちろん、子どもにとって大切な鉄分やカルシウム、多数のビタミンも豊富に含まれており、小さなゴマが持つパワーには驚かされるものがあります。
トッピングや香りづけのように「添える」という役割が多い黒ゴマですが、これをメインとして使用し、多くの人に愛される「黒ゴマプリン」を作ってみます。
市販されている「ペースト」ではなく、ここでは黒ゴマをするところからスタートです。
この香ばしさを楽しみながら、作業してみて下さいね。
材料(プリンの容器4〜5つ分)
黒ゴマ・・・50〜80g
砂糖・・・40g
ゼラチン・・・5g
水・・・大さじ3
牛乳・・・200cc
生クリーム・・・100cc
1. ゼラチンは、分量の水に振りいれ、ふやかしておきます。
すり鉢に、黒ゴマを入れ、擂り潰します。プチプチとゴマが潰れる音が無くなり、粉末状になり、段々と湿り気が出てきます。さらに擂り続けていくと、黒ゴマからの油分でツヤが出てきます。滑らかなペースト状になるまでひたすら続けます。
2. すり鉢のゴマがねっとりしたペーストになったら、そこに砂糖を入れて、一緒に擂っていきます。黒ゴマペーストと砂糖が混ざり合ったら、そこに牛乳の半量を入れ、すり鉢にこびりついたゴマを溶かすようにしてゆるめ、鍋に流しいれます。残りの牛乳を再びすり鉢に入れ、残ったペーストを洗うようにして混ぜ、同じ鍋に加えます。
3. 鍋に火をつけ、木べらで混ぜながら中火で温めます。ふつふつとしてきたら、ふやかしたゼラチンを入れ、完全に溶けるまで混ぜ合わせます。完全に溶けたら火を止め、鍋底を氷水に当てて冷やしながらゆっくりと混ぜていきます。とろみが出てきたら氷水から離しておきます。
4. 別のボールに生クリームを入れ、泡だて器で「3」のとろみと同じくらいになるまで泡立てます。「3」の鍋の中身を生クリームのボールに流し入れ、優しく混ぜ合わせます。容器に入れ、冷蔵庫で冷やし固めて出来上がりです。お好みで、七部立てくらいに泡立てた生クリームを飾ります。

手作りにこだわる方にとって、この「黒ゴマを擂る」という作業を省略しては、勿体ない気がします。
サラサラの黒ゴマが、どんどん変化していく様子を、香ばしい空気の中で楽しみながら観察すると、何とも心地いい時間になります。
音楽を聴きながら、あるいはテレビでも見ながら作業していると、まるでコーヒーの香りに包まれたような、ほっこりとした気分になりますよ。
もちろん、ある程度の時間もかかるし大変な作業ではありますが、そこを「楽しむ」ことができるのは、手作りならではの幸せな工程だと思われます。
市販の「ゴマペースト」を使って作ることもできます。その場合、無糖のもので大さじ三を使用して下さい。
手作業で擂ったゴマペーストでの仕上がりは、粒が荒く残っているように見えますが、食べてみると、ザラつきもなく口の中に残ることもありません。
さらに香りも強く、手作りの優しい口当たりです。
黒ゴマの独特な香りを、一から楽しんでみて下さい。すり鉢も、手のひらサイズのものが扱いやすいでしょう。
栄養満点なゴマを、大量に摂取できる優秀なおやつです。
作る楽しみ、食べる楽しみを、十分に満喫できる一品だと言えるでしょう。

